TOYOTA GR Yaris – TOM’S Package

GR Yaris パッケージカー

ラリー譲りの戦うスタイリングを身に纏う

TOYOTA GR Yaris は、GR Factoryと呼ばれるベルトコンベアを持たない「セル生産」方式の少量生産ラインで組み立てられ、
「匠(たくみ)」と呼ばれるトヨタの熟練工が組み付けを行い完成します。
通常の生産方式よりも時間のかかる製造ラインですが、トヨタの想いが見えてきます。

TOYOTA GAZOO Racing WRT(World Rally Team)は、WRC (世界ラリー選手権)に参戦していますが、
レギュレーションの中に市販車をベースにした車両で争われるということが決められています。
GR Yarisはそのホモロゲーションモデルにあたります。

なお、ホモロゲーションモデルとしてみとめられるのは、
・ベースとなるモデルが12カ月連続で2500台以上
・車種全体で2万5000台以上の生産台数
上記の条件を下まわると競技車両のベースにすることはできません。

WRCドライバー 勝田貴元選手との共同開発

私達 TOM’Sは、このモデルのディフューザーデザイン製作にあたって、
実際にWRCのドライバーとして世界で活躍する「勝田貴元選手」をプロデューサーに迎え、開発を行いました。

勝田選手は、2011年にトヨタの若手ドライバー育成プログラム「トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム」のドライバーに選ばれ、
2012年にTOM’Sから全日本F3選手権Nクラス(TOM’S SPIRIT #35 TDP SPIRIT)よりデビュー。

2013年には全日本F3選手権Cクラス(TOM’S #37 PETRONAS TEAM TOM’S)に参戦し、続く2014年も参戦(TOM’S #1 PETRONAS TEAM TOM’S)をしました。
並行して2012年の新城ラリーにてラリーデビューを果たし、2013年、2014年とTOYOTA 86 でスポット参戦。
2014年にトヨタ・ヤリスやヴィッツ、マツダ・デミオなど、1500cc以下の前輪駆動車が対象のJN5クラスで優勝します。
2015年からはフォーミュラーレースの舞台から、主戦場をラリーに移すことを表明し、現在の活躍に至っております。

WRカーを彷彿とさせるカナードやフロントディフューザー、センター出しのエキゾースト、専用リアアンダーディフューザーの組み合わせにより、さらなるパフォーマンスの向上を図っています。
さらに、リヤバンパーにはダクトを設置し、リヤバンパー内に滞留するエアーを整流するとともに、外観をよりWRカーらしい印象に仕上げています。

なお、このGRYaris TOM’S Package の売上の一部は勝田貴元選手の活動にあてられます。

トムス製品の取り付けは、私達にお任せください

企画・設計・製造を行うトムスが一貫してお客様をサポート致します。
GR Yaris TOM’S Packageは、弊社ファクトリー・指定工場にて取り付けさせていただいております。
愛車の持ち込み製作・新車からのオーダー・アプルーブドカーよりお選びいただけます。
TOM’S Packageにはトムスより認定証が発行されます。

TOYOTA GR Yaris TOM’S Package

主な構成部品

フロントディフューザー

フロア下部の空気を下面に流し、ダウンフォースを発生させます。
そのデザインはスーパーフォーミュラのウイングに通ずる形状です。

カナード

フロントバンパーの印象をより強調しながらも、前方からの空気の流れを利用し、揚力を減少させることでダウンフォースが増加します。これにより、車両はより安定した走行を実現します。

サイドディフューザー

リヤタイヤ前方に立てられたフィンにより、ボディサイドを流れる空気を整流。また、このフィンを前方に延長する事により、ボディサイドから下面に流れ込む空気を遮断し、下面の空気の流れを妨げないように設計されています。

リヤルーフウィング

空気の流れを制御し、リアエンドの揚力を減少させることでダウンフォースが増加します。これにより、車両はより安定した走行を実現します。

リヤバンパーダクト

リヤバンパー内に滞留するエアーを整流するとともに、外観をよりWRカーらしい印象に仕上げます。

リヤアンダーディフューザー

リヤアンダーディフューザーは、リヤ周りの空気を整流します。リヤバンパーに沿って流れる空気はリヤアンダーディフュザー外周のリブによりボディから剥離されるます。 これにより車両を後方に引っ張る作用を低減。 また、下面を流れる空気は4本のフィンにより流速を確保され後方へ引き抜かれ、揚力の減少を促します。(TOM’Sマフラーとの同時装着が必要です)

エキゾーストシステム
「トムスバレル」

エキゾーストシステム・トムス・バレルは、エンジン特性やモデルごとのウィークポイントを考慮し設計されます。パイプ径や材質、テールのデザインやフィッティング、そして音質や音量は、繰り返し行われる数々のテスト結果から決定されます。

GRYarisには、印象的なオーバルフィニッシュのシングルテールマフラー「トムス・バレル」(トムスリヤアンダーディフューザー要同時装着)を中央配置しました。

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